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つまらないは正義

2017年12月

人気記事2

 現在、このブログでいちばん人気のある記事は、2015年7月19日の「現代の日本人は昔の日本人と会話可能なの?」という2chスレッドまとめ記事である。

 この記事は、例えば、次の動画でも引用されている。

 【海外の反応】日本人『YOU達は500年前の母国語を読める?』→海外「500年前のハングルは、読みは可能、理解は不可能!!」【すごい日本】

 なお、動画では「日本語の識者によると」と当ブログの記述が引用されているが、私は別に「識者」ではない。本当に「日本語の識者」の見解を読みたければ、こんな個人ブログではなく、当該記事でも参照した山口秋穂・鈴木英夫・坂梨隆三・月本雅幸「日本語の歴史」、野村剛史「日本語スタンダードの歴史」、今野真二「戦国の日本語」などの本を手に取るべきである。

 また、この記事については、ツイッターで次のような感想がつけられている。

https://twitter.com/Xe132/status/865850418743488512

 まるで、大抵の2chまとめ記事はうちに比べて仕事をしていないような言いようである。

 だが、そのような感想を持つ人が出るのも仕方のない話だ。実際、書きこみの補足・解説をしたり、真偽をチェックしたりしているまとめブログは少ない。していたとしても、せいぜい適当にググった結果をはりつける程度だ。本や論文をいくつも参照してファクトチェックをおこなっているブログなど、まず見ない。

 それはなぜか? それは、2chまとめブログの多くが、広告収入目当ての、いわゆるアフィブログだからである。金目当てである以上、一銭の得にならないファクトチェックなどをしている暇はない。ましてや、資料を買いこんで赤字を出すなど、本末転倒である。
 一方、当ブログは完全に趣味である。だから、記事を書く際に収入や採算など気にする必要はない。そもそも、アフィリエイト広告自体つけていない。


 さて、日本語の歴史に関する本は数多いが、手に入りやすいものだったら、上に挙げた3冊の他にも、「古代国語の音韻に就いて 他二篇」(橋本進吉 岩波文庫)や「話し言葉の日本史」(野村剛史 吉川弘文館)などがある。また、単語の初出を調べるには、小学館の「日本国語大辞典」が役に立つ。

「もふもふ」補遺2

 また古い「もふもふ」の用例を見つけた。

もふもふアルパカ獣。 (「動物α図鑑」 松原卓二 マガジンハウス 2010年 p. 82)

(下線は引用者によるもの)

 これまでに見つけた紙媒体での「もふもふ」の使用例で、いちばん古いのは2012年のものだった。だが、これはそれより2年も古い。「もふもふ」の定着は、思っていたより早かったようだ。


 過去の関連記事
 2016年7月4日 「もふもふ」語誌
 2017年11月13日 「もふもふ」補遺

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 この記事に対する反応ツイートがまとめられているが、判で押したような賛辞だらけで――そういうのを選んでまとめたのだろうが――気持ち悪い。続きを読む
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