最近の伝記まんが

 子供向けの伝記漫画で「シブい」人選をするようになったのは、別に最近のことではない。
 例えば、上のまとめの先頭は円谷英二の伝記だが、1996年にはすでに小学館の「学習まんが人物館 円谷英二」が発行されている。今から19年前だ。「最近」で括るのは少々苦しかろう。なお、小学館の「学習まんが人物館」には、手塚治虫、植村直己、本田宗一郎、ローラ・インガルスなどの、いわゆる定番でない人物の伝記も含まれている。
 また、漫画ではないが、講談社の「火の鳥伝記文庫」では、前世紀から、ディズニー(1987年)、徳川光圀(1990年)、植村直己(1990年)、手塚治虫(1991年)、ノストラダムス(1994年)などの、「シブい」人物の伝記を出していた。

 昔からあるものを、あたかもついこの間誕生したものであるかのように語る人が多すぎる。