「寒っ」とか「すごっ」とかの (言語学板

1 :名無し象は鼻がウナギだ!:2011/09/16(金) 09:33:15.29 0.net
語末の「っ」って音声学的には何を指してるの?
 現代日本語の共通語では、あらたまった文で形容詞の語幹用法が使われることはない。このことから、現代日本語には形容詞の語幹用法はないとされている[1]
 しかしながら、くだけた話し言葉では、形容詞の語幹用法もごく普通に現れる。どのような場合に形容詞の語幹用法が現れるかについての研究も存在する。
 例えば、冨樫純一「形容詞語幹単独用法について ―その制約と心的手続き―」によると、形容詞の語幹用法は、瞬間的な事態の認識を示す場合における、程度や度合いの判断を加えない非伝達的な発話で用いられるという。その一方で、原田幸一「大学生の日常会話における形容詞の語幹終止用法」では、聞き手に対して同意する発話の中で形容詞の語幹用法が用いられている例を挙げ、非伝達的か否かは程度問題にすぎないと見なしている。

 さて、形容詞の語幹用法は「近年目立つようになった言い方」と言われることがあるが[2]、実際はそうではない。(1)~(2)のような、古い用例も存在する。

(1) やばっ にげろっ (「ストップ!! ひばりくん! 1」 江口寿史 双葉文庫 p.177 1981~1983年初出)

(2) あ痛っ、あ痛っ。誰だい。 (「カイロ団長」 宮沢賢治)

 また、肝心の語末の促音の発音については、[t]になる、喉頭閉鎖音になるなど、さまざまな説が存在した[3]。だが、那須昭夫「ピッチ動態からみたオノマトペ語末促音の性格」には、実際の発音を機械で分析した所、語末の促音表記の有無は実際の発音とほとんど関係が見られなかったという結論が述べられている。また、那須氏によれば、語末の促音は、その後に「と」などが続く場合において初めて1拍を形成するという。つまり、「ガタ」と「ガタッ」の発音に違いはなく、「ガタと」と「ガタッと」などの場合に初めて拍数に違いが生まれるということだ。形容詞語幹に続く促音もこれと同じとみて問題はなかろう。すなわち、「痛」と「痛っ」の発音に違いはなく、「『痛』と」と「『痛っ』と」などの場合にのみ違いが生じるということだ。
 結局、1の問いの答えは、「単独では何も指していない。後に助詞『と』などが続いた場合に促音として表に出る」となる。

8 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日: 2011/09/16(金) 17:03:49.79 0.net
サンスクリットのヴィラーマのように母音の脱落、消失を意味するんじゃないか?

「寒っ」samu > sam 「すごっ」sugo > sug

といって前者はぴったりだけど、後者はこう考えればいいんじゃないかな

「すご~」sugoo > 「すごっ」sugo

つまり、二重母音の後ろの母音が落ちたと考えれば、母音脱落記号として結構上手く用いられていると思う。

どう?

 何が「前者はぴったり」だ。実際に「寒っ」と/sam/の発音を比べてみるがよい。両者は明らかに別の音だ。音声学に関する議論をするなら、頭の中で理屈をこねまわすだけではなく、実際に声を出してみなければならない。

10 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 投稿日: 2011/09/16(金) 22:53:12.93 0.net
ひょっとして、日本語の呼格?

 文法用語の意味も知らずに適当なことを抜かしていやがる。
 「呼格」とは、呼びかけの意味を持つ名詞の格のことである。このスレッドのテーマは形容詞だ。呼格は関係ない。

36 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日: 2011/09/19(月) 17:58:43.47 0.net
誰も>>1の内容について話してない件


79 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 投稿日: 2011/12/04(日) 18:05:14.39 0.net
「っ」が語尾につく用法は若者が孤立しないために発生したっていう説がこの前テレビでやってたな
それによると友達といる時、「さむいね~」とか「うるさいね~」だと相手に返事してもらえないと孤立してしまうので返事されなくても孤立感のない「さむっ」とか「うるさっ」という言い方をするようになった・・・とまあ、そういうことらしい
>>36よ・・・堪忍な(-ω-`)w

 返事がいらない発言とは、要するにひとり言のことだ。ひとり言は大昔から存在する。若者は関係ない。

82 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 投稿日: 2011/12/09(金) 20:18:54.93 0.net
>>79
適当なこと言ってるだけだろそれwww

 適当に決まっている。
 本気で現代若者論をやろうとすれば、それは同時に現代年寄論、過去若者論、過去年寄論としても優れたものでなければならない。現代の年寄りと過去の若者と過去の年寄りの正確な姿と対比して、初めて現代の若者とは何ぞやと判断することができるのだ。これを欠いては、「昔はよかった」という年寄りの愚痴か、「自分たちの世代は特別」という若者の自意識過剰にしかならない。

47 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 投稿日: 2011/09/21(水) 06:07:00.36 0.net
学校ですら習う形容詞の語幹用法が
未だに日本語の乱れ扱いされていたことに一番驚いた


61 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日: 2011/09/27(火) 22:03:07.50 0.net
>>47
語幹用法になじみが薄くなっているからこそ、
何か活用語尾のようなものを付けないといけないような気がして、
音声の裏付けも文法的な意味も無い「っ」を付け足しているんじゃないだろうか。


63 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日: 2011/09/30(金) 03:39:32.96 0.net
>>61
そんな深い訳があるでもなく、
単純に語幹用法が発せられるときには
驚嘆なり寒暖なりなんらかの激しい感覚が伴い、
その上口語的なものだから、実際の発音にあわせて表記しているだけじゃない?
熱いものさわって「あつっ」と言わずに「あつ」と勢いなくいうのは無理があるでしょ。


83 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 投稿日: 2011/12/10(土) 02:53:39.66 0.net
語尾の「っ」って本当に発音してるの?
それとも、朝鮮語のパッチムの破裂音みたいに閉鎖したまま?
母音の後だから声門閉鎖?


84 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 投稿日: 2011/12/12(月) 02:32:13.69 0.net
>>83
どちらでもいい。いわゆる「弁別素性」ではない。


97 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日: 2012/02/11(土) 14:36:17.63 0.net
声門閉鎖音Glottal Stopだろ
立派な音素だよ
オーストロネシアによくある


98 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日: 2012/02/12(日) 20:40:07.99 0.net
文末の「促音」は音素ではない。
感嘆符と同じ。
学術論文にも新聞記事にも公文書にも出てこない。
表記する必要すらない。
こんなものを重視して揚げ足とったつもりになってるのはただのマンガ脳。

>>1ばーか


107 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! 投稿日: 2012/09/11(火) 19:18:32.92 0.net
モーラとして存在してるよなぁ、これ
さむい
さむー
さむっ
さむ
言葉に出すとき、やはり弁別してるわけだからなぁ


108 名前: 名無し象は鼻がウナギだ! [sage] 投稿日: 2012/09/11(火) 23:53:02.85 0.net
「さむっ」と「さむ」、「すごっ」と「すご」って弁別できるの?

促音は単に一拍分だけ発音上の間が空く現象だと説明するものが多いけど、
それだと、上述の二つの区別がつかない気がするんだなあ。

促音の直前の音節をスタッカートっぽく、あるいはストレスを込めて
発音するような意識が、日本語のネイティブスピーカーには働いている
んじゃないかと思うんだけど、どうかなあ。

 上で述べた通り、実際の発音は語末の促音表記の有無をほとんど反映していないという結果が出ている[4]。語末の促音は、文字で表記されていようがいまいが、実際は弁別されていないのだ。


[1] 「日本語文法 入門ハンドブック」 加藤重弘 研究社
[2] 「大学生の日常会話における形容詞の語幹終止用法」 原田幸一
[3] 「日本語発音アクセント辞典 改訂新版」 NHK:編 日本放送出版協会
[4] 「ピッチ動態からみたオノマトペ語末促音の性格」 那須昭夫