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西洋かぶれと人種差別


 2016年1月14日の記事にも書いたように、現在の日本では、白人(特に西洋人)を茶化したりステレオタイプ的に描写したりすることは大っぴらに認められている。その一方で、中国人を茶化したりステレオタイプ的に描写したりすることは、いわゆる良識的な人の眉をひそめさせるおこないである。
 さらに、黒人にいたっては、軽々しく取り上げること自体がタブーとなっている。例えば、「トンデモ本? 違う、SFだ! RETURNS」(山本弘 洋泉社)では、ゲームに黒人キャラを登場させようとしたら「肌を黒く描くと差別になる」という横槍が入った例が紹介されている。また、2003年の教科書検定では、文部科学省の指摘を受けて、挿絵に描かれた黒人の容姿が美しく修正されるというできごとがあったし、最近でも、ツイッターで公開されたももいろクローバーZの黒塗り写真が「黒人差別」だと批判を受ける事件(以下ももクロ事件)があった。

 黒人や中国人を軽々しくネタにすることが人種差別であって許されないことならば、西洋人――西洋の白人を軽々しくネタにすることも人種差別であって許されないはずである。だが、実際はそうではない。続きを読む

人種差別はなぜ許されるのか?


30 :名無しさん@4周年:04/03/18 16:47 ID:LDJIJt+h
まあ、アメリカ人のバーベキューへの思い入れは凄まじいものがあるからな。
海外赴任中に取引先のデブに、ディナー奢ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に持ってった肉をみて「それじゃ足りないよ、
貧乏人」という顔をする。エコノミックアニマルはいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その肉4キロより、俺が買ってきた肉500gの方が高い。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。
で、デブが肉を切る。やたら切る。不良風のデブ娘とデブ息子もこのときばかりは親父を尊敬。
普段、目もあわせないらしいガキがダディクールとか言ってる。郷ひろみか? 畜生、氏ね。
鉄板も凄い、まず汚ねぇ。こげとかこびりついてる。 洗え。洗剤で洗え。つうか買い換えろ。
で、やたら焼く。焼いてデブ一家で食う。良い肉から食う。ゲストとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、食う。デブが焼いて、デブがデブ家族に取り分ける。俺には回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした食ってないじゃないか?」などと、残った脂身を寄越す。畜生。
で、デブ一家、5キロくらい肉を食った後に、みんなでダイエットコークとカロリーカットのビールを飲む。
「今日は僕も飲んじゃう」とかデブ息子が言う。おまえ、酒どころか絶対薬やってるだろ?
デブ娘も「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。
デブ妻が「太っちゃったわね」とか言って、デブ夫が「カロリーゼロだから大丈夫さ」とか言う。
アメリカンジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。

まあ、おまえら、アメリカ人にバーベキュー誘われたら、要注意ってこった。

バーベキューをめぐる伯父・甥の仁義なき銃撃戦

 今では懐かしいこのコピペだが、元々は体験談として書かれたものである。
 あくまで取引先の一家という個別のケースの話なのだが、1行目と最終行で「アメリカ人」という言葉が用いられていることにより、あたかもアメリカの国民性について述べた文章であるような趣が出ている。コピペ化した時のタイトルが「アメリカ人のバーベキュー」であることからも、この文章が特定の一家についてではなく、「アメリカ人」について述べたものと受け取られていることが読み取れる。続きを読む

アイヌ語の公用語化


 2008年、アイヌ民族を先住民族と認める決議案が可決された。

 その後開催された先住民族サミットで、日本政府に対して次のような提言がなされた。

 先住民族サミット「アイヌモシリ」2008から日本政府への提言

 その提言の中に、アイヌの言語権を回復し、アイヌ語を公用語化すべしというものがある。アイヌ語を公用語にした上で、義務教育でも学べるようにすべしという主張だ。公用語にという割には、アイヌ語「で」ではなくアイヌ語「を」学べるようにしろというのは腰砕けだが、現段階でアイヌ語を日常的に用いる社会が存在しない以上、アイヌ語で授業を行う学校などを作っても意味がない。

 さて、アイヌ語を日本あるいは北海道の公用語とする場合に必要となることについて、真面目に考えてみよう。

続きを読む

駐日大使館のウェブサイトの言語

 いろいろな国の駐日大使館のウェブサイトで使われている言語について調べてみた。

 ベルギー  オランダ語、フランス語、英語
 カナダ 英語、フランス語、日本語
 中国 中国語、日本語
 デンマーク デンマーク語、英語、日本語
 フィンランド フィンランド語、スウェーデン語、英語、日本語
 フランス フランス語、日本語
 ドイツ ドイツ語、日本語
 インド 英語、日本語
 アイルランド 英語、日本語
 イタリア イタリア語、日本語
 韓国 韓国語、日本語
 ルクセンブルク 英語、日本語
 マレーシア 英語
 オランダ オランダ語、英語、日本語
 ニュージーランド 英語、日本語
 ノルウェー ノルウェー語、英語、日本語
 ペルー スペイン語、英語、日本語
 南アフリカ 英語
 スペイン スペイン語、英語、日本語
 タンザニア 英語、日本語
 タイ タイ語、英語、日本語
 トルコ トルコ語
 ウクライナ ウクライナ語、英語、日本語
 イギリス 英語、日本語
 アメリカ 英語、日本語
 ベトナム ベトナム語、英語

 ベルギー、カナダ、フィンランドには、複数の公用語がある。そのため、駐日大使館のサイトもそれぞれの言語のバージョンが存在する。

 一方、同様に多言語国家であるインドやタンザニアの大使館のサイトには、英語版と日本語版しかない。これらの国では、英語は民族間の共通語であり、高等教育での教授言語でもある。だが、インドとタンザニアの第一公用語は、それぞれヒンディー語、スワヒリ語なのだ。

 南アフリカには11の公用語が存在し、憲法ではすべての公用語が平等であることが謳われている。公用語が複数あり、それらの地位が平等であるという点では、ベルギーやカナダ、フィンランドと同じだ。だが、駐日大使館のサイトで用いられているのは英語のみだ。

 マレーシアも多言語国家だが、公用語はマレー語のみである。だが、駐日大使館のサイトで用いられているのは英語のみだ。

 ルクセンブルクの公用語はドイツ語とフランス語、そしてルクセンブルク語である。だが、駐日大使館のサイトでは、そのいずれも使われていない。

 ノルウェー語には2種類の標準語(ブークモールとニューノシュク)があり、公式には両者の地位は等しい。だが、駐日大使館のサイトにはノルウェー語版があるが、1種類しかない。私はノルウェー語を解さないので、それがブークモールなのかニューノシュクなのかはわからないが。

 アイルランドは国民の大半がアイルランド系であり、第一公用語もアイルランド語である。日常的にアイルランド語を使う住民は多くても7万人ほどしかいないが、アイルランド語は義務教育で必修科目となっている。だが、駐日大使館のサイトには、挨拶と外務省のマーク以外にアイルランド語の出番がない。


 おまけ
 在日本大韓国民団 韓国語、英語、日本語
 北海道アイヌ協会 英語、日本語
 横浜中華街 中国語、英語、日本語
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