学問がすべて

つまらないは正義

男の娘

男色と男の娘萌えの歴史


 ニコニコ動画で配信されていたアニメ「ひめゴト」第12話には、一時期、「視聴者、ノンケやめるってよ」というタグがついていた。だが、最初からノンケ(異性愛者)などいなかったのだ。ひめくんに萌えている時点でノンケではない。ノンケの男ならば、ひめくんが男という段階で萌えられなくなる。続きを読む

TSFから都市伝説へ

 男性を女の子に性転換してしまう人格転換療法

 これとほとんど同じ内容のウェブ小説を私は知っている。「ゆか のホームページ」というサイトにある、「気分転換」「石黒医師の診察室」の2作だ。
 大方、この手の話を読んだ1が冗談でスレッドを立てたか、あるいは、フィクションの設定を中途半端に聞きかじった1が現実と勘違いしてスレッドを立てたかといった所だろう。途中に体験談が出てくるが、これも創作と見て間違いない。元スレッドに一切ソースが示されていないことも、結局は1の冗談あるいは勘違いであったことを示唆している。

 元ネタは性転換小説だろうと気づいた人は他にもいるらしく、まとめブログのコメント欄には以下のようなコメントがつけられている。

4. 20XX年の名無しさん 2014年12月25日 17:05
TSF(トランス・セクシャル・フィクション)、要は性転換を題材にした創作のジャンルがあるんだけど、その分野ではそこそこありがちな部類の設定ではある。

なんかの小説読んだヤツが、性同一性障害とか半陰陽とかの医療スレに持ち込んで現実と混同されたとか、そんなとこじゃないかな。

 しかしながら、元スレッドには創作を疑うレスが一切ない。元スレッドだけを見てまとめブログの突っこみを見なかった人の中には、これが実在の療法だと信じこんでしまった人もいるに違いない。

 都市伝説は、こうやって生まれるのだろう。

男女が制服交換し一日を…山梨の高校で試み

 男女が制服交換し一日を…山梨の高校で試み

 教育的意義とか男女の価値観云々とかを一切無視してコメントする。

 すばらしい。

男の娘の喋り方 その3


 2014年4月17日5月6日の記事に引き続き、以下の5作品に登場する男の娘9人について、その喋り方を調べた。なお、Aは少年漫画、B~Dは「わぁい!」連載漫画、Eはライトノベルである。

 A:「ストップ!! ひばりくん!」全2巻 江口寿史 双葉文庫
 B:「ひかるtoヒカリ」1巻 竹林月 一迅社
 C:「ボクと僕」1巻 みなづきふたご 一迅社
 D:「ひめゴト」1~3巻 佃煮のりお 一迅社
 E:「アストロ! 乙女塾!」1~2巻 本田透 集英社スーパーダッシュ文庫

(2014年12月15日、「ボクと僕」2巻と「ひめゴト」4巻に関する内容を追記。)続きを読む

男の娘の喋り方 その2


 4月17日の記事では、「女言葉を使う男の娘は少数」と述べた。だが、男の娘――女装した少年キャラ――ではなく、女装した成人男性キャラは、当たり前のように典型的な<女言葉>を使うのだ。


高野海(「さざなみチェリー」)の台詞

(1) でも そんな私を皆 なかなか認めてくれなかった (「さざなみチェリー」 神吉 一迅社 p.98)


蒼(「ひみつの悪魔ちゃん」)の台詞

(2) きっとあなたの役に立てる (「ひみつの悪魔ちゃん」1巻 ゑむ 一迅社 p.150)


聖ストケシア学園校長(「リバーシブル!」)の台詞

(3) 私には幼なじみがいた (「リバーシブル!」2巻 すえみつぢっか 一迅社 p.147)


久我山(「リバーシブル!」)の台詞

(4) だってボクのパートナーは奥様じゃなくて旦那様だもん (「リバーシブル!」1巻 p.126)

(5) でも短期間にがんばってもダメよー (「リバーシブル!」2巻 p.28)

(6) 今が一番楽しい時期なのかしらねー (同上 p.31)


主人公の担任教師(「オンナノコときどきオトコノコ」)の台詞

(7) たぶん力になってくれると思う (「わぁい!」Vol.4 p.172)
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