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漢字の異体字について語るスレ


 漢字の異体字について語るスレ (古文・漢文板

1 名前: 名無氏物語 投稿日: 2012/05/21(月) 18:34:18.18 ID:8h1TpcZL.net
・漢字の異体字について語るスレ
・漢字の異體字について語るスレ
・汉字の異体字について语るスレ

 異体字というのは、「富」に対する「冨」、「袴」に対する「褲」のような、音と意味は同じだが、形の異なる漢字のことである。
 新字体と旧字体、簡体字と繁体字なども、異体字同士の関係である。例えば、「竜」(新字体、元々は古字)、「龍」(康煕字典体)、「龙」(簡体字)は、音も意味も同じだが、字形が異なるので、これらは異体字同士の関係である。
 また、異体字の中には、動用字と呼ばれるものがある。これは、「峰」と「峯」のように、偏旁の位置を取り換えた文字のことである。続きを読む

横書き漫画 その3


 今日は、トゥギャッターのコメント欄を見てみたい。

左綴じ(という前提)で原稿を描くデメリットがよくわからないのだが、具体的にはどういうことなんだ?

hijirhy 2013-04-27 18:36:13

 このコメントに対していくつかの返信が寄せられているが、的外れなものも少なくない。続きを読む

横書き漫画 その2


 2月4日の記事のために横書き漫画について調べていたら、興味深い記事を見つけた。

 流行ってますよ!?『漫画横書き議論』??

 上の記事の内容を要約すると以下のようになる。

 縦書きの漫画は左向きのキャラクターが多い。また、右利きの人は右向きの顔より左向きの顔の方が描きやすい。したがって、右利きの人にとっては横書き漫画より縦書き漫画の方が描きやすい。

 本当だろうか? 横書き漫画と縦書き漫画でキャラクターの顔の向きの傾向に違いがあるか、実際に調べてみた。続きを読む

横書き漫画


 屋名池誠「横書き登場」(岩波文庫)には、「文学・マンガの現在と将来」という節がある。そこでは、横書きの小説や短歌、俳句が複数紹介されているのだが、節タイトルにもある漫画についてはたった2行割いているのみである。既存の横書き漫画については言及すらしない。あたかも存在しないかのような扱いだ。

 ツイッターでは、明治大学准教授の藤本由香里氏と編集家の竹熊健太郎氏が、海外展開のために横書きの漫画を作ることについて議論していた。だが、このまとめを見る限り、藤本氏は国産横書き漫画に言及していない。辛うじて竹熊氏は別の所で既存の横書き漫画に言及しているが、その他の発言を見るに、現状では横書き漫画は例外的な存在ととらえているようだ。
 また、トゥギャッターのコメント欄を見ると、「横書き漫画は描きにくいだけでなく、読みにくいので、日本では商売にならない。」などという意見が目立つ。

 このように、横書き漫画は取るに足らない存在という前提で論じられることが多い。だが、その前提は正しくない。決して主流ではないが、横書き漫画はすでに無視できない地位を確立しているのである。続きを読む

「アコロ イタク」式表記とヘボン式表記

 1月6日の記事にも書いたように、「アイヌ神謡集」で使われたローマ字はヘボン式ベースのものだった。知里幸恵だけでなく、金田一京助や久保寺逸彦がアイヌ語の表記に用いたのもヘボン式ベースのローマ字だった[1]。ジョン=バチラーの「アイヌ・英・和辞典」でも、ヘボン式ベースのローマ字が用いられている[2]
 一方、現在主流となっているのは、片仮名とローマ字を併記する表記法だ。そして、ローマ字部分では、ヘボン式とは異なる綴り方が採用されている。

 さて、昔から使われていたヘボン式と現在主流の「アコロ イタク」式、2つの方式の差異とは、一体どのようなものなのだろうか。

 最大の違いは、ヘボン式でch, shと2文字で綴っていた音が、「アコロ イタク」式ではc, sと1文字で綴られるようになったという点だ。
 また、古いヘボン式ベースの綴り方では、/aj/や/aw/を二重母音と見なして"ai", "au"のように綴っていた。だが、「アコロ イタク」式ではそれぞれ"ay", "aw"のように綴る。このような音節はアイヌ語では閉音節扱いだから、「アコロ イタク」式の方が適切である。


[1] 「アイヌ語をフィールドワークする」 中川裕 大修館書店
[2] 「アイヌ・英・和辞典」 ジョン・バチラー 岩波書店
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